マダム・ウェブの誕生の映画。
見続けないと映画の世界観についていけない沼に入ってしまっているので、マーベル税として鑑賞。
映像は綺麗で主演のダコタ・ジョンソンの存在感もあり、前評判で聞いてたほど悪くなかったが、また観たいってほどの面白さもなかった。
謎の超人に追われつつ、独身救命士の女性とそれぞれ個性的な3人の少女が絆を育む物語として観ると楽しめる。
ただ、スーパーヒーロー映画として期待して観ると、アクションもワクワク感も控えめで物足りなく感じる。
ラストは打ち切り漫画の最終回のようで、先生の次回作に期待感は否めない。
ポスターや予告から、ラスト数分に詰め込まれていた部分を期待して観に行っただけに、残念。
エンドクレジットにサプライズを期待していたものの、まさかのそのまま終了でがっかり。
アニメ映画のスパイダーバースが最高に盛り上がっているだけに、ソニーの実写スパイダーユニバースの行く末がとても心配になる。
スパイダーマンの世界観のファンなのでソニーにはディズニーを超えるくらいの勢いで頑張ってほしいが、ドル箱を抱えてあぐらをかいている様子が見えてくるような映画だった。
SSUはスパイダーマンの世界がさらに面白くなるポテンシャルを秘めているはずなので、もっと頑張ってほしい。