ヒーロー映画としてはかなり物足りないが、酷すぎる訳でもない。
最近不調続きのヒーロー映画の新作で、全米で公開されると酷評の嵐だったが、いざ観ると酷評ほど酷くない。
ストーリーは悪いスパイダーマンからの逃避行と行ったもので、ヒーロー映画特有のアクションシーンはまったくないので、ヒーロー映画を楽しみにしていた人はかなり物足りなさを感じただろう。
予告では本格サスペンスとして出されていたがサスペンス要素はない。
だた良かったところで言うと、キャラのビジュアルとファッションが可愛いらしくキャラクター性を感じられた。
特に気になるところ言えば予知のシーン。
基本的に三人称視点かつ都合いいところで発動するので、演出のため感が強い。最初の予知も能力を理解するチュートリアル的な感じで説明シーンでしか無かった。
エゼキエルも本当に殺す気があるのだろうかとツッコミたくなる部分が万歳だった。
次回作あるならガッツリアクションになりそうだから、気長に待ちたいところ。
