もやし

マダム・ウェブのもやしのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
4.7
何度聞いてもこのタイトル忘れる… 数分経っては忘れの繰り返し…笑 相性かな。

マーベル初のスリラー?ということで、まずマーベルなのに平均スコア3.4って… 何が起きたんやっていうので逆に気になったのと単純に予告編がとても面白かったので。


最初の内はあまりのリズムの早さと速度でバンバン行って面白すぎて、こんなのが評価されないのはおかしい!と思っていたけど、段々とうーん… うーん… うーん…、って感じになっちゃいました笑
端的に言うと、ダサい…?笑 ヒーロー映画で一番外しちゃいけないとこですもんねかっこよさって。
重苦しい暗部を背負ったヒーローでも馬鹿明るいヒーローでもどっちもない。
そしてヒーローと言えばという何らかのスーパーパワーも持っていない。
でも今や色んなヒーローの形があるので自分の価値観がアップデートされてないんだとは思います。

今作は強いて言うならば友情?家族愛?がスーパーパワーの根源です。最後の得意気な友情ポーズの後エンドロールが流れた際に、うーんやっぱりイマイチかもと思ってしまいました。


スーパーパワーと言えば主人公は一度臨死体験をしてからたまに未来予知ができるようになったということ。

そしてヴィランの方は悪人版スパイダーマン。その力を武器に強大な利権を手にしていた。
毎晩3人のスパイダーウーマンに殺される悪夢にうなされ、あまりのリアルさにそいつらが力をつける前に殺しておこうということで、あらゆる機器を駆使してその3人を絞り込み、あらかじめ抹殺する作戦に。

たまたま奇跡的に主人公と将来スパイダーウーマンになる予定の女子学生が同じ車両に。
全員が抹殺されるビジョンが見えたので直ぐ様3人を連れ出して逃げ続ける。



イメージと現実が錯綜する映像表現がワクワクしました。


何だか辺ぴな山の奥みたいなところにスパイダーマンが何人もいる洞窟があって、ヴィランスパイダーマンはそこから蜘蛛を盗む形で得た力なので、全身が黒いんですよね。
でヴィランを倒すためにそこを訪ねるって展開があったのですが…


あっでもレビュー書いてる内に脚本にちょっと合点が行きました!

せっかく山奥の洞窟まで行ったのにこんな訳のわからん脚本で得たものは何?と思いましたけど、愛の話だからそれだけで十分なんですよね。


そして未来予知と仲間を守りたいという愛の力しか持ち合わせていない主人公と非力な次期ヒーロー3人が力を合わせて強大な個の力を持つヴィランに対するわけですね。
果たしてこれをどう描写するのか。
斬新と取るか。単なる駄作と取るか。どうなのでしょう。


登場人物皆最高キャラだったけど、最後の方の4人の冗談言い合いキャハハのノリにはちょっと引きました笑 今までのジョーク全部突っ込んでみました伏線全部回収しましたはダサすぎるって笑
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