産後すぐに母を亡くした主人公。開花した能力は未来予知。3人の少女と邂逅し母を持たぬ女性が保護者として成長する過程が実に良い。趣向を凝らしたアクションや地に足ついた展開には好感。ユニバースの制約を受けずに一本のヒーロー誕生譚として面白い。
評判も全然良くないし、興行収入も大爆死な模様なので絶対続編なんか作られないと思うんですけど、このキャストこのキャラクターたちで続編作ってほしいです。
個人的にはアーニャ役のイザベラ・メルセドが好きでした。最近の子たちはヘソだしが当たり前なのかしら。笑
念のために言っておくとガチで逆張りとかではなく、この表現あまり使いたくないけど、普通に面白かったんですよ。
ヴィラン含めキャラが全員個性あって愛着湧いたし、その逆で直近で観たキャラが個性的に見えて表面的でしかない『ネクスト・ゴール・ウィンズ』がハマらなかった要因でしょうか。
ただ一つだけTLの評判と共通して思ったのは全然マーベル初の本格ミステリーサスペンスではなかったですね。
主人公が自分の出自の謎を追い求める要素がミステリーだったのかもしれませんが、それって判明した時「ふーん、そうなんだ」程度の話なんですよね。別に謎解き要素は皆無。
本作は好きか嫌いかでいえば好き寄りです。なんなら配信きたらもう一回観たいなぁぐらいの温度感ではあります。
〈キャスト〉
カサンドラ・“キャシー”・ウェブ/マダム・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)
ジュリア・コーンウォール(シドニー・スウィーニー)
マティ・フランクリン(セレステ・オコナー)
アーニャ・コラソン(イザベラ・メルセード)
エゼキエル・シムズ(タハール・ラヒム)
ベン・パーカー(アダム・スコット)
メアリー・パーカー(エマ・ロバーツ)
コンスタンス・ウェブ(ケリー・ビシェ)
オニール(マイク・エップス)
アマリア(ゾーシャ・マメット)
サンティアゴ(ホセ・マリア・ヤズピック)
※2024年新作映画27本目
※2024年劇場鑑賞28本目
