このレビューはネタバレを含みます
アメリカのアンビュランスは最強!
マイケル・ベイは正しかったんや!
いやぁ『マダム・ウェブ』舐めてました。
めちゃくちゃ面白かった。
原作を詳しくは知らなかったんだけど、原作のスパイダーマンに関係するヒーロー?ヴィラン?のマダム・ウェブのオリジン。でありながらスパイダーマンの起源とも言うべき作品。
ベンおじさんも登場するし、ピーター・パーカーを身籠ったお母ちゃんも登場。名前当てゲームでMCUに関する小ネタもちょいちょい挟みつつ、スパイダーマンにガッツリ関わるストーリー。
ただどのユニバースの話なのか明確に示されていない。ひとつ言えるのは劇中が2003年の話なので、ライミ版とウェブ版ではないかなと。MCU版かもしくはSSU版か、全く別のユニバースなのか。
昨今のマーベル映画疲れというかヒーロー映画疲れの所為か本国では爆死したみたいだけどこれ、スパイダーマンのみならずSSU、もっと大きく言えばMCUに取ってめちゃくちゃ重要な作品なのでは?
現状MCUも方向転換中だからこの作品もDCの『ブラック・アダム』みたいになりそうで残念。でもMCUには関わらずとも今後のSSUにはガッツリ絡んで欲しい。
主人公の名前がカサンドラ・ウェブなのだが愛称はキャシー(マーベルは同じ名前多過ぎ。アントマンの娘と同じやん)。そのキャシーとスパイダーガールズ3人が出会うまでの前置きが長くて前半は退屈だけど、後半はめっちゃ面白い。ただヒーロー映画のアクションを期待すると若干肩透かしかも。
最後のエクスプロージョンも花火だから仕方ないけど、マイケル・ベイを見習って欲しい。ただピーター・パーカーのイニシャル”P”で留めを刺したのは良かった。あとラストのマダム・ウェブのコスチューム姿は、原作準拠なのだろうけどコスプレみたいで笑えた。
仕事の前、週の始まりに観て良かった。テンション爆上がり。ありがとう。