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マダム・ウェブのコバタケのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
4.0
2024年02月28日劇場観賞。
2024年公開のスーパーヒーロー映画。ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の4作目。

1973年のペルーのジャングルで、科学者で妊婦のコンスタンス・ウェブ(ケリー・ビシェ)は、探していた蜘蛛を発見するも、同行者のエゼキエル・シムズ(タハール・ラヒム)に奪われた後、銃で撃たれ瀕死となる。しかし、秘密部族"ラス・アラニャス"のメンバーサンティアゴ(ホセ・マリア・ヤズピック)の助けにより出産後絶命する。時は流れ2003年のニューヨーク。救命士として働くカサンドラ・“キャシー”・ウェブ / マダム・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)は、謎の男から狙われる3人の少女を守りながら、自分の過去との繋がりが見えてくる。

平日朝に字幕版で劇場鑑賞(字幕、音響SRD-EX、SRD)。原作は知らない。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)だと思っていたが、コロンビア・ピクチャーズのタイトルコールがあり違うと気づく。鑑賞後、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の4作目で、MCUとはマルチバースの関係と知る。

マーベル・コミックスのキャラクター、マダム・ウェブを主役に描くミステリーサスペンスとの事だが、ミステリーやサスペンス感は全然感じない。原作では、未来予知の能力を持ち、スパイダーマンを救う役割を担い、知性を武器にするとの事。その彼女の若かりし頃の物語。

バトルはMCUのハデさはないが、見せ方が捻ってあり、ちょうど漫画「ジョジョの奇妙な冒険」的のような感じで新鮮。劇中にかかる音楽は、2003年がメイン舞台にあわせ当時の流行歌であり心地よい。お話も複雑な人間関係を、必要な要素のみと絞り込み込まれて進行する為、わかりやすい。キャシーの母コンスタンスの真意を知るシーンは泣ける。3人の少女の今後の行方が気になる。

前知識がなくとも十分楽しめる作品。

memo
・公開日:アメリカ2024/02/14、日本2024/02/23
・上映時間:116分
・製作費: 約$25,000,000(推定)
・興行収入:$-|アメリカ$-、日本-円
・受賞歴:-
・パンフ880円(税込)、特典A4サイズのミニポスター
・観客5名

SSU
・2018年 ヴェノム
・2021年 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
・2022年 モービウス
★2024年 マダム・ウェブ
・2024年 クレイヴン・ザ・ハンター
・2024年 ヴェノム3(仮)
※SSU…ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース
※MCU...マーベル・シネマティック・ユニバース
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