このレビューはネタバレを含みます
何やら酷評されているらしいというのを聞いていたからか、まぁそれなりという感じでした。
何となくの記憶ですが、「アイアンマン」が大ヒットする前のマーベル映画が大体こんな感じだった気がするので、やや懐かしさを覚えました。
多少は仕方なかったであろう盗んだタクシーをいつまで乗り回すんだとか、警護対象を放ったらかしてわざわざペルーまで行く展開必要だったのかとか、敵側の監視レディすごすぎるのに説明無さすぎない?とか色々雑な所が尚更そんな感じでした。
エゼキエルはブラックスーツが結構格好良かったですが、特殊能力が微妙にショボいのと強さが中途半端だったので、もっとはっちゃけさせても良かったのではと思いました。
また、タイムループもの的な要素を含んでいるのにその辺の面白さが全然感じられないのは流石にどうなのという感じでした。
終盤のマダム・ウェブのアクションが「オール・ユー・ニード・イズ・キル」っぽかったのでその辺をもっと観たかったなと思いました。
あと、最後に出てきたスーツアップしたマダム・ウェブだけは言い訳しようが無いぐらいダサいなと思いました(洋画は実写化が上手かったはずでは…?)
ただ、そういうダサさや雑さも含めてやはり全体的に一昔前のマーベル映画っぽいなと思いました。