MizueTakadaka

マダム・ウェブのMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
2.4
前評判があまりに悪いので
期待値を物凄く下げていったためか
思いの外、面白く観れました

女子集合アメコミもの作品としては
「マーベルズ」よりも良かった

「ハーレイ・クイン」は
これらよりも遥かに良いけどね


評判が悪い要因をいろいろ考えると

ネタバレになるけども
結局ヒーローらしいヒーローが登場しなくて
アクションが物足りない

序盤の予知夢エピソードから
期待される終盤への
繋がりとか伏線回収のような展開が結局ない

悪役がダサくて
バックボーンが描き足りなくて魅力がない

主人公が守る3人の女子高生は
それぞれ可愛くて魅力的なのに
結局、3人それぞれの個性が
活かされるような活躍をしなくて勿体ない

本格ミステリーだという間違った宣伝

といったところにあるように思う

マダムウェブの能力は予知能力しかなくて
それだけで切り抜けていく
というのは私は面白いとは思うけど
ヒーローものみたいなのを期待する層には
違うのかもしれない

見た印象では、あれは予知能力ではなくて
魂のタイムスリップ能力なのではないかと
思うんだけどね…
そう思ったほうがしっくりくるというか…

予知能力と謳われてるせいで
観ていて、それは何かおかしくない?
と思わせるところが多いのではないかな?

設定が2003年になってる意味が
この映画の中で感じられないのもな…

劇中とかエンディングの歌は
私には懐かしくて楽しめたけどもさ
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