スーザファット

マダム・ウェブのスーザファットのネタバレレビュー・内容・結末

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんか色々な作品で言ってるから飽き飽きしてくるけど、広告の煽り文句とか触れ込みは100%で受け止めない方が良い。
そこに引っ張られて作品自体を楽しめないのは勿体ない。
できるだけ触れる作品の好きなところを見つけたいから、今回この作品の評され方が残念でちょっと気鬱でした。



IMAXにて鑑賞。

普通に好きな作品でした☺️
時代設定が2003年で、その時代を生きてた人なら思わず懐かしいってなっちゃう小ネタや音楽も散りばめられてて良き🤤
あのビヨンセのジャケットのCD持ってたなぁ〜😌
クモの毒によるスーパーパワーを巡るマダム・ウェブのオリジンだったわけだけど、所謂王道のヒーロームービーというより母性の継承やシスターフッド的な面が光る作品でした。
人付き合いの苦手なお姉ちゃんが何だかんだ訳アリの女の子達を助け手を取り合う姿はとても良かったです🥹

ただ評価が伸びないのも分かるのは人物の掘り下げ不足、脚本の野暮ったさが特に気になっちゃう。
カサンドラがどうして救急救命士という尊い仕事に就きながら謝礼されることを避け人付き合いが苦手で無愛想な態度を取るのか、女の子達の経緯やどうやってカサンドラと解け合っていくのかって部分が孤児だったからとか同じ境遇だからで片付けるには描き方が弱過ぎて、こっちが察するしかなくなってる。
そこがもう少ししっかり描かれてたら普通に泣いてたと思う😂
エゼキエル君の絶妙な強さ加減も小物な性格も丁度良かったけど、夢で殺されちゃうから先に殺したるねんは短絡的過ぎる。笑
その財力で取り囲んだ方がいいだろ🤣

急に心肺マッサージの練習入るのもペルー行ったら簡単に会えちゃうのもご愛嬌で済ますには雑なのよ😂
でもウェブの能力が基本未来予知のみで、超人的体力を駆使しないで敵と対峙するのは好き。
マーベルもご長寿ですからパワーインフレ起きてて慣れてきちゃってるけど、個人的にはキャップが好きでヒドラと闘う人間的な戦闘の方が好きなのでド派手なパワーは無くて大丈夫です🤤

クライマックスのカサンドラの未来分岐同時行動はペルーのおっさんも言ってたけど、自分の能力の解釈の拡大って感じでH×Hとか呪術廻戦みたいなパワーアップで好みでした☺️

ここまで書いといてあれですけど今作はやっぱり
"ピーター匂わせ映画"
これに尽きますよね🥹🥹🥹
ていうかベンおじさん‼︎‼︎お久しぶりです‼︎‼︎
って言いたいけどMCU版の時系列っぽいから私の心にいるトビー版スパイディのベンおじさんではないのよね。はいはい分かってますよ。
でもベン・パーカーって名前が出ただけでうひょおおおおおってなっちゃったから、ちょろいもんです😂


ダコタ・ジョンソンの記事で制作サイドとの不和もあって次とか無いんかって落胆するけど、
未来の良いところは、まだ起きていないこと
の含みにトム版スパイディを救ってくれっていう気持ちがデカ過ぎて情緒おかしくなる。笑
ちなみにエゼキエル君のトドメになる落ちてくる電飾の文字が確か"P"と"S"で、"ピーター"と"スパイディ"ってコト…!?って勝手に解釈する厄介ファンでした。サーセン🥳🥳