さるやん

マダム・ウェブのさるやんのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.5
こんにちは、さるやんです。
皆さん、予知能力が使えるようになったら何に使いますか?

やっぱり、思いつくのはロトくじ(何個かの数字を当てるくじ)だったりしますかね。

自分ももしそんな力があったら競馬競輪などのようなものに賭けたりするかなと思いますが、ここでいったん冷静になると本来、加わるはずのない倍率が加算されてもしかしたら結果が変わってしまうのではないか?

大層なことをいえば因果律そのものを歪めてしまうために違う未来を引き寄せてしまうのではないかということです。

そして、今回の作品は
ソニーが展開しているスパイダーマンシリーズ。
MCUとのコラボも一区切りついて新たに
ヴェノム、モーフィアス、そして、今作マダム・ウェブを含むユニバースとして再始動中。しかし、どれも今ひとつパッとしないので先行きが危ぶまれてますが、好きな女優さんのお一人である、
ダコタ・ジョンソンさんが主演ということで、拝見。

個人的には嫌いではない作品でありますが、善悪両者とも、超能力の無駄遣いバトルが繰り広げられる作品です。

とある悪行によってスーパーパワーを手に入れたエゼキエル。富と力を手に入れるも、近い未来に三人組のコスプレセクシーお姉さんにしばかれる悪夢にうなされます。スーパーハッカーを使って彼女たち3人の身元を割り出すことに成功。
セクシーお姉さんになる前の無力なうちに消しちゃおうと画策します。

一方、母親をエゼキエルに謀殺され、その母体にいたキャシーはあることによりやはりスーパーパワーをもつにいたる。発現は事故による死の淵を彷徨うことであった。そしてあるとき三人組の女子が(謎の覆面男まあ、エゼキエルなんですが)によって殺される予知をみることになりとっさにその3人を救う行動にでる。

もうこの時点でエゼキエルは覆面をしてるとはいえグダグダな襲撃で邪魔をする警官まで襲う始末。
お金あるんだからもっとこう、絡めてで殺すとか、無実の罪をなすりつけるとかなかったんか?とか思いながらも見ておりました。

このエゼキエル、ほぼ黒い糸を出さないスパイダーマンでもうちよっとなんか違うデザインを考えてほしかったですね。
スパイダーマン、ヴェノム、エゼキエル並んだときに
え、お前らなんで似てのよ?生き別れの兄弟かなんか?となりそう

キャシーもキャシーで予知がいきなり来るもんだからとりあえず、対抗手段としては、手近のパトカーを盗んで逃げる、
パトカー家の近くに止めておく、それで人里離れた山に逃げる、パトカーでエゼキエルを跳ねる、ダイナーに突っ込むといったパトカーを自由自在に操るのが能力のように思えてきます。

果たして、無計画襲撃のエゼキエルとパトカーを自在に操るキャシーの戦いはどちら軍配があがるのでしょうか?

のみにマダム・ウェブとなったキャシーが出てきますが怪しいSMの女王さまみたいでした。まあ、ダコタ・ジョンソンが女王様ならいうことなしなのですが。
さるやん

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