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シティーハンターのnamのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
4.3
「鈴木亮平さんのシティーハンター愛が表現された完璧なシティハンター!」

filmarks枠にて当選し、ワールドプレミア行ってきました!現状、最初で最後の劇場での上映らしくもっと映画館で上映すべき素晴らしい作品でした。

作品はドンピシャ世代ではないのですが夕方の再放送でたまに見ていて、最近のアニメ劇場版2作やフランス実写版は鑑賞済み。

ストーリーは原作の序盤で香の兄槇村秀幸とのコンビ時代から香との出会いが描かれるのでシリーズ未見でも楽しめる内容。

そしてなんといっても素晴らしいのがキャストのみなさんのハマりっぷり。特に冴羽僚は鈴木さん自身が原作、アニメの大ファンらしいのでその細部へのこだわりや演技にもしっかりと表れてました。鈴木亮平さんらしさも残しつつ、時に神谷明さんぽい発声も。コメディとシリアスの切り替えも完璧、そしてビジュアルも予告で拝見できた鍛え抜かれた肉体とスマートなスタイルのまさに冴羽僚!

ここまでの冴羽僚を体現できる役者さんは他にいないだろうなと唸りながら観てました。

さらに舞台挨拶のやりとりによると演技やスタイリングなど監督に加え、鈴木亮平さん自身も監修するくらいだったようで原作への愛がしっかり詰まってました。

かつ時代は現代の新宿が舞台で駅前や歌舞伎町の雑多な感じ、ホスト、ゲイ、トー横キッズなど今の日本もしっかり映しています。この辺りは海外向けな面もあるのかもしれませんが。

ストーリーも香との出会いの物語なので槇村兄との絡みや徐々に関係を築いていく香との距離感など原作1話あたりを観てない自分にとっては新鮮で最後にはお決まりのあれが流れが最高で涙が出ました。

ファンにも新規の方にもオススメ!
これはぜひとも続編を作ってほしい新しい実写の成功作品でした!
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