LC

シティーハンターのLCのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
3.6
面白かった。

いつか見たフランス版よりも重みが増した世界観になっているかな、という印象。
個人的にはフランス版の明るく軽い成分を多めにした配分がとても好きだったけど、本作の軽重に明確に落差を付けつつ重圧成分多めな感じも好きだった。

ちなみに、痛い描写、怖い描写は、私のように耐性がなくてもギリギリ見られるような表現になっているけれど、察知して回避できるようにもなっているので、そういうの苦手でも大丈夫かもしれない。

主要2キャラクターが相棒になるまでの物語。
ハンターさんが組んでいた人と、その妹の「兄妹の絆」のようなものが、ひとつの台詞で感じられるところが好き。お兄さんの方は物語の導入で退場してしまうとはいえ、最後まで存在感が薄れない。
そして妹さんのハンマーデビューが好き。たぶんあのハンマーは100 t ないかもしれないけれど、ええねん、きっとあそこから段々重くなっていくんや。相棒としてのたくましさも増していくんや。記念の1本目や。

戦闘場面に関しては、アクションに疎い私でもかっこいいなあと感じる瞬間があったので、実際とてもこだわっているのだろうと思う。汚いアラジンに関してはわからん。たぶんあれもこだわっておる。大変見事な飛びっぷり。
LC

LC