佐藤祐市監督、鈴木亮平主演。
北条司の漫画を日本の新宿を舞台に実写映画化。
駅の伝言板にXYZの依頼を受けて行方不明の少女の捜査をする槇村と獠。
それはユニオンと呼ばれる組織に繋がり、槇村が長年追っている案件だった。
シティーハンターの始まりのエピソードが描かれる。
何度も実写映画化されてきたシティーハンターだが、ここまで原作愛に溢れたものはない気がする。
フランス版も再現高かったが、鈴木亮平がインタビューで語っているように新宿が舞台なのも大きい。
鈴木亮平の顔自体は漫画の冴羽獠に似ていないが、髪形を工夫して獠に見えるように色々試したとの事。
毎度のことながら鍛えぬいた身体は、銃を持った佇まいや裸芸もきちんと冴羽獠に見える。
また発声の仕方もどこかアニメの神谷明に寄せていて違和感がないｗ
本作のガンアクションの達人ぶりもなかなかで、ガンカタかって思うくらいバシバシ決めまくる。
シティーハンターといえばピンホール・ショットで、そういった要素もきちんと取り入れている。
香役の森田望智もかわいらしいさと活発な感じは香を体現している。
今回は悲しい表情が多いストーリーだが、続編あればもっと魅力的な香を見れそうだ。
こちらもなんとなく伊倉一恵に声が似ている感じがあり違和感がない。
自分は原作は読み切りの時から読んでいたのだが、こんなに長く続くコンテンツだとは思わなかった。
正直、過去のヒット作の再生産だよな、と思っていたが、
本作を見て、実写版シティーハンターはこれから始められると思った。
是非とも続編に期待したい。
NETFLIX、よろしくお願いします。
