鈴木亮平が、シティーハンターこと冴羽獠ってビジュアルに初めはしっくりこなかったのですが、本作でのセリフ・振る舞いを徹底して本家に寄せていて、気づけばまんま冴羽獠だった。
水色ジャケットに赤Tシャツに盛る胸筋のボリューム。鈴木亮平のバキバキの肉体が映えてシルエットも完璧。
おかけで、”もっこりダンス”も格好良くみえてしまう!?不思議。
更にキレのある格闘でバタバタと敵をなぎ倒し、銃裁きは、リロードがテンポよく格好良い。
ガンアクションはご本人もかなり拘り練習を重ねたそうで、その迫力を存分に楽しめた。
そしてシリーズお得意の「もっこり」ギャグも多数挿入されて楽しませてくれるのですが、本作は槇村のエピソード他、内容としてはちょっと重め。
なのに内容の半分はコメディパートを占めているので、ちょっと気持ちの持って行き方が難しい。
これ映画作品じゃなく、各話毎に割り切って作れる、ドラマ作品の方が面白かったんじゃないかな。とも思いました。