Breminger

シティーハンターのBremingerのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
4.5
シティーハンターの入りがフィリップ・ラショーのフランス版シティーハンターなので、とち狂った傑作から入った変人ですが、しっかり原作とアニメも面白く、劇場版も追いかけています。

日本でのシティー・ハンター単体の実写は初だってみたいですが、原作の世界観だったり、バランスだったりが絶妙に噛み合っていて面白く仕上がっていました。

今作は鈴木亮平さんの冴羽獠の完成度の高さがピカイチで、それを見るだけでも価値のある作品だと思います。
コメディとシリアスのバランスが絶妙な演技が素晴らしく、モッコリモッコリ言ったりしてる時は全力でふざけまくってるのに、スイッチを切り替えて銃を構える姿はカッコ良すぎて痺れました。
鈴木亮平さんが屈指のガンマニアというのがさらに磨きをかけて、銃の装填からバラシ方に撃ち方、どれをとってもスタイリッシュで美しく、見惚れっぱなしでした。

物語は原作に添いつつオリジナリティもありって感じで、若干間延びしているところもありましたが、概ね楽しめました。

世代問わずぶち上がる「Get Wild」で締めるシティーハンターは格別です。ぜひ次回作も、そして劇場公開もぜひ…。
Breminger

Breminger