マンガ原作の映画として、演技の仕方がたくさん学べた。
ビジュアルも声も動き方も、テンポ感や性格と行動指針(ベクトル)、シーンの作り方や全体の構成など、遊び人だからこその、ちゃんと考える時はかっこよく気取っても見えて、好きなタイプの女性のこととなると、いつでも思い切りハメを外してコミカルに。
常に遊び人でポジティブな仕事のできる熱い男。非常に魅力的だった。
マンガはこうして、魅力的な人物を作り上げている。
キャラクター作りという意味で、改めて有名なマンガを見返して、キャラたちの立ち位置の作り方や、それぞれのキャラ設定(キャラへの魅力の持たせ方)を学ぶのは大事なことだろう。
名作マンガ、まさに子供の頃見ていたマンガで良いだろう。自分が好きなものから。
香もまた、色気なくし元気な少年っぽさを持たせつつ、根性と信念が強く、体は少し鈍臭い感じがキャラが立っていてよかった。
またカメラワークもカッコよくて、好きだった。
とても面白いエンタメ映画だった。