このレビューはネタバレを含みます
誰も救われない映画
アクションではなく暴力映画
それだけ暴力は良くないと訴えかけているのかなと
殴る蹴るだけじゃない暴力
イルの中にある強い面、弱い面、作中で垣間見えて、人間らしさを最後取り戻すようなラスト
ウォルとの演じ分けも相反する性格、キャラクターを演じ分けていた
それぞれの哀しさとか弱さ、抱えている悩み、喪失感
それぞれ二役のそのコアな部分を理解して演じ分けていた
にしても、カウンセリングの先生との会話の中で変な違和感とか、ウォルは誰に性的暴行を受けていたんだろうってゆう伏線のところとか最後回収してて、そう言うことかえっぐいなぁってなった
実際に世界のどこかではこう言うことが起きているんだろうなぁと想像できるストーリー
全てが全て非日常を映画で体験する中で、救われるラスト救われないラストいっぱいあるけれど、こう言ったハッピーでないラストも現実世界とリンクするし、リアリティがあって個人的には嫌いじゃない
ただ気分下がってる時落ち込んでる時は、救われなさすぎるしモヤモヤする気持ちが残るから、そう言う負担が無い時に観るべき映画だと思った
良い映画だった