六太

私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは・・・の六太のレビュー・感想・評価

4.2
反芻するように出てくる言葉たちが、頭の中で考える部分と身体的に感じる部分を引き剥がしてくる。意思は遠くに離れ、残された身体にのみ言葉が流れ続ける。それは、走って走って血が巡り空気が入れ換わっていくように。
この身体的体験はとても奇妙であったが、同時に自然でもあった。
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