にっきい

編集霊 deletedのにっきいのレビュー・感想・評価

編集霊 deleted(2022年製作の映画)
3.0
ヒロイン和佐役の人がブ…。

ネットで上映作検索してて見つけた作品。
全国で3館でしか上映無かったのでシネ・ヌーヴォ(大阪九条)まで行ってきました。

肉眼では見えない白い"何か"の話し。
映画の中で映画撮ってるんですが、そのヒロインの娘が顔は普通なのにめちゃくちゃアニメ声。
公式HP見たらその娘だけじゃなく、主要3人が全員声優さんらしい。
もう1人は多分2.5次元ミュージカルの人。
低予算映画の編集をしてると画面の隅に白い"何か"が映り込んでいたので、そのシーンをカットする。
翌日編集を再開すると昨日削除したシーンが復活している。しかも日を追うごとに大きくなっていく。
やがてそれは人の形になり…、って話し。
映画に出たくてオーディションを受けたのだけど、仮面を付けて素顔を見せなくて落ちた女性が、撮影現場に出演させてくれと直談判に来て、結局断られて失踪して死んで呪ってたと言う逆恨み系。
仮面を付けてるのにはホラーらしい理由があるんだけど。
画面越しに怨霊がもぞもぞと這い出してくるのはまるで貞子のようだけど、この編集霊さんはかなり天然なのか這い出た先に段差があってべちゃっと落ちる。
その後画面に向かって突進してきて画面に激突。
これを真面目にやってるんだから吹き出しそうになったわ。
低予算ホラーなのに血糊はCGではなく本物だったのは良かったけど、殺すシーンを直接観せないのが残念でした。

これ観に行った日の朝の話し。
この日は1本目が地下鉄が最寄駅のシネコンだったので地下鉄で移動してたんです。
そして電車降りて改札に上ろうとエスカレーターの乗ろうとした時、横から若い男性が割り込んできて前に乗ったんです。
まあ急いでるんやろうなぁ、と思ってたら改札階に上がった途端に手指の消毒を延々とやり出す。
割り込んでまで前に入ったのに急いでるのと違うのか?




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年1月15日
鑑賞回:18:20〜19:25
劇場名:シネ・ヌーヴォ X
座席情報:E-1
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:65分
備考:通常料金(1700円)
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【ネタバレ備忘録】
編集霊さんは映画に出たかったので自分の写り込んでるシーンを編集で削除される事に怒ってた模様。
仮面を付けてたのはアルジェント監督作『フェノミナ』の殺人鬼みたいに腐って爛れたような顔だったから。
編集霊さんのシーンをカットしないと約束したら宗教映画みたいに光って成仏。
でも3人も呪い殺されてるので監督がお蔵入りにしようとすると後ろに編集霊さんが?で終わり。
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