パルパティーン

キングダム 運命の炎のパルパティーンのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
4.5
7月の映画で一番楽しみにしていた映画である。3作目ということで今作は、嬴政の過去と王騎将軍がメインである。紫夏が杏さんでよかった。ほんと役にピッタリでキャスティングがうますぎる。IMAXで鑑賞した。

最初の方の王騎将軍に「全軍前進」この一言で指揮が上がる中での自分の鳥肌がブワーっと広がっていくのが感じ取れた。
王騎将軍の迫力は画面上からでもしっかりと感じた。

今回はストーリーが多めで回想シーンも多いので、その分アクションは少なく感じたが、1つ1つのアクションの密度は濃くなっていた。信と羌廆のコンビネーションがめっちゃよかった。知略の馮忌相手に推進力で突っ込んでいく飛信隊の思いというものが熱くなり、泣きそうになった。馮忌を討った時の盛り上がりは尋常じゃなかった。
大人数が走っていく中でのあのカメラワークもよかった。やはり大人数の戦は映画館で見ないといけないなと改めて感じた。

今回から李牧と龐煖が出てきたけど、その配役にもびっくりした。納得しかない。
楊端和がラスト少ししか出てこないけど、次が楽しみしかない終わり方だった。次回が龐煖VS王騎の集大成になるのかな。今想像しているだけでも楽しみしかない。早く続編ができることに期待!


2023年83本目