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キングダム 運命の炎のざくろのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

毎度、王騎将軍が桁外れの存在感。
さすが我らが推しの大沢たかお…!

どこまで描かれるのか、ドキドキしながら鑑賞。原作好きだからこその楽しみ方。加えて2似引き続き、スタメン以外のキャストの濃さ。歴史ベースの作品は事実はあれど、真実は誰も分からぬ故に、解釈や表現によって、色んな世界線が生まれるのが面白い。

嬴政が自分自身の闇と向き合うシーンは、ちょっとホラーで、ヒヤッとした。ふとジブリ版ゲド戦記のアレンを思い出した。

やはり紫夏のところで涙が…
父からの教えである「受けた恩を他の人へ返す。」たとえ命がかかっても。命を救われた紫夏が、命をかけて繋いだのは秦の命であることが熱い。

所々、挟む尾平がちょうどいい笑

敵将の首を取れるか聞かれた時、改めて感じたのは、信の魅力。彼は己の限界を、己で決めていない。

趙の将軍たち、李牧、龐煖のキャスティングなど、どんどんキャストが豪華になっていくのに、原作画のキャライメージから大きく外れていないのも凄い笑 全体的に大柄や、がっちり肉体ばかりだから、役作りも大変だったろう。

次作も、というか16巻の王騎将軍→信の場面までは、是非とも実写を続けて頂きたいし、恐らく絶対観に行く。ここまで勢いや熱量を維持しつつ、続きが気になる漫画→実写映画は初めてかも。摎役も楽しみ!
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