んふっ♡
2019年から続く実写版『キングダム』シリーズだが、前作と今作は同時撮影ということで前回から地続きの物語が展開される。
私のように原作未読者でも映画だけで話がスムーズに入ってくるので、このあたりかなり間口は広い作りになってるなとあらためて感じる。
アクションの積み重ねで物語を紡いでいくスタイルはこれまでよりも洗練されている。吉沢亮演じる嬴政の過去の回想なども入って前半はややテンポが遅いが、メインの馬陽の戦いは映像も音響もかなりリッチでスクリーンならではの良さを堪能できる。
これまで圧倒的な存在感を放ってきた大沢たかお演じる王騎将軍の活躍が見れるということで、こちらも期待していたが…、このあたりはこれまた評価が分かれそう。
クレジットされていないシークレットゲストも含めてサポートする側の演者が脇役に至るまで豪華なので、それだけでも充分に楽しめる。その分、主役の山崎賢人の影がどんどん薄くなるというジレンマもあるが…。
当然、次回作も撮影済み…なんですよね…? え?違うの??