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キングダム 運命の炎のmappoのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
3.0
正直なところ過去3作で一番微妙な出来だった。実写キングダムはるろ剣同様、リアルに考えるとどうしても違和感の出てくる展開をスタイリッシュなアクションとビジュアルでカバーするのが上手い作品だと思っていたが、今回は戦いのシーンが短い分漫画のストーリーを実写でなぞっただけのように感じた。間延びしていると感じる部分が多分にあり、特に政の過去編にあれだけ尺を取るならもう少し見せ方を工夫して欲しかったと思う。あと杏ちゃんの演技が……

今回も後半の素早いアクションのカッコ良さとキャラクターへの寄せ方はとても良かった。前回に引き続き、登場するだけでワクワクしてしまうような王騎将軍を演じている大沢たかおは本当に素晴らしい。
ただ小栗旬の李牧は普通に合ってないなぁと感じた。李牧が「怪しい者ではございません」と言うシーン、実写だと見た目のインパクトが強くてどう見ても怪しい者で笑ってしまった。
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