このレビューはネタバレを含みます
２作目よりは面白くなくってきた。
見どころは、政と紫夏の逃走劇、飛信隊の結成、馬陽の戦い（前編）といった感じ。
ムフフな王騎将軍や李牧、ほうけんなど、このシリーズのキャスティングと再現度は本当に高かった。
紫夏の話はやはり感動的で、杏さんの演技力も凄くて引き込まれた。優しさのリレーの話も良き。
唯一気になったのは、左翼の戦いがはしょられ過ぎていたところ。馮忌は飛信隊だけで討ち取った様に描かれていたが、実際は、左翼の奮闘と王騎将軍の策のお膳立てあってこそのハズ。その辺の筋道が省略されていたので、単に馮忌がショボイ奴みたいに映ってしまっていたのは少し勿体なく感じた。
ただ、熱量は上がってきているし、次作は恐らく馬陽戦のみで構成されると思うので、尺を使ってでも原作忠実にしてくれることを期待したいですね！
