前半の紫夏とのエピソードが長い尺だったので、今回は政ばかりで、信やキョウカイの戦いは見られないのかぁとちょっと期待はずれかと思ったが、後半はバッチリの合戦シーンで満足満足。
合戦のシナリオが良いのは然ることながら、キャスティングも豪華でみなさん役にバッチリはまっている。
この第三作めで、山﨑賢人、大沢たかお、吉沢亮の役への憑依というか、自分の役にしてしまっている風格が凄かった。
この三作目が熟成という意味もあって最も見応えあって良かった。
玉木宏は新参感はあるが、意外と時代劇だと輝いてるなと見直した。
ちょっと残念なのが清野菜名、役柄なのかもしれないが、表情に元気がなかった。目の隈が気になったし、なんかお疲れな印象を受けた。ロケ地の内モンゴルは環境的に厳しかったか。
エピソードは４作目につづくらしいので、楽しみ。
第１作、第２作の頃は、ただの人気IP頼みのすぐに忘れられてしまう作品だなと、少々小馬鹿にしていたが、この３作目で、本気で好きになってきた。
キャストの成長のおかげか？佐藤信介の手腕か？
