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ゴジラxコング 新たなる帝国のregencyのレビュー・感想・評価

4.5
細かい設定やツッコミはさておき、とにかくモンスター同士の素手ゴロ(飛び道具も含む)バトルが見もののモンスターバースシリーズ。今回も存分に堪能。
前作『ゴジラvsコング』はラスボス兼隠しキャラがちょっと“ざんない”扱いだったけど、今回はその隠しキャラ(と表していいのかは分からないが)が意外な活躍をしてくれる。どんどん『猿の惑星』シリーズを観ている錯覚に陥るが、やっぱアメリカにとってはゴジラよりコング主体の方がストーリーを作りやすいんだろうなあ。
予告編の段階で物議を醸していた“走る”ゴジラも、そのシーンに至るまでの過程が何でもアリ状態だったので、まあ許容できてしまう。というかプロレス技まで繰り出されては、もう何もかも受け入れるしかない。とどのつまり、ハリウッドゴジラはこの路線で突き進んで欲しい。
あと試写は日本語吹替版だったけど、タレント吹替に関してはそんなに違和感は感じず。鈴木もぐらは、こなれてくれば普通に上手くなるのではと思わせるぐらいノイズにはならなかった。もっとも出番が少ないキャラだったからという事もあるが。
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