このシリーズとは相性が悪い。前作も寝たが、今回も1番の盛り上がりとなる場面で寝る一歩手前まで行った。
舞台設定が地中奥深くというのもあるからか、人間が蚊帳の外に追いやられている感じがあり、それ自体は構わないんだけど「俺は何を見ているんだ？」となる感覚が途中から頻出していた。全編通して、自分じゃ負けそうだから上のやつを引っ張り出してくるみたいな田舎のヤンキーみたいなシステムが続く。そんな訳で人間の登場機会が減り、怪獣たちでワチャワチャし始めてから段々欠伸の回数が増えていった。
コングとゴジラの魅力は引き出せていたと思う。初っ端から滝シャワーを浴びて、食事中に歯を折るコングは可愛いし、ゴジラがコロッセオで眠りにつく姿には思わず笑みが溢れる。この二つは誰もを幸せな気持ちにさせる素晴らしいシーンでした。でも要所ではやっぱりカッコ良いというギャップに惹かれる。
