さほど期待してなかったのでIMAXや4DX上映では無く通常スクリーンで吹替え鑑賞。
キングギドラもメカゴジラも退場してるからもうそんなに凄い敵は居ないだろうと思って舐めてたら全然良かった！IMAXや4DXで観れば良かった！
冒頭相変わらずの強さを見せるコングだがなんと虫歯に！痛くて人類の元へ助けを求めるという人間臭すぎな展開にコレはやっちまったかと思われたが地下帝国に探索に行くくだりから俄然面白くなる。
モスラも再登場を示唆する壁画やコングと同類の巨大な猿達の群れとの出会い。
一方ゴジラの謎の行動と3本柱で展開していくのが非常に見やすく整理されていてストレスフリー。
時折りバトルアクションシーンやインディジョーンズ的な探検シーンと目白押し。
今回は擬似親子がテーマらしく前作より部族の生き残りの少女ジアとモナークのアンドリュース博士が養子としてジアを迎えている。
コングは地底の未開の地へ探索中同類の巨大猿と子猿に襲われるが子猿を残し退散する。子猿の住処の同類がいる場所へ案内してもらううちにどことなく心が通じてくる。
状況説明のセリフ以外はあまり台詞は無い。特にゴジラやコングは会話はせず態度で見せるので言葉は必要ない。
ジアと同じ部族が地底で繁栄しており彼らも言葉を持たずテレパシーでやり取りするので会話は非常にコンパクト。
役者もメイン以外殆ど無名なのでコストをCGや世界何箇所にも渡るロケ地などで映像はリッチになっておりシリーズを並べてみても見劣りしないと思う。
最終決戦とその前ののバトルはメカゴジラの時と違い4対多数の複雑で目まぐるしい。その中でもドラマを盛り込んで非常に熱い。
まさかモスラ復活で泣くとは。
ゴジラが良いように使われて怖さみたいなのはかなり薄まってるので好みが分かれるが昭和ゴジラを知っていたら何の問題もない。
吹替えが明瞭過ぎて画面から浮いて違和感があったので次回は字幕鑑賞に。
エンドロールの後に日本人アーティストによる吹替え用のエンディング曲があり、エメリッヒ版GODZILLAのエンディングでラルクアンシエルの曲が使われててこの頃からゴリ押しに使われてたな〜と懐かしくなった。
