『ブレア・ウィッチ』だの『Death Note／デス・ノート』だの中々に厳しい映画を撮っているアダム・ウィンガード監督のモンスター・ヴァースの新作。ハードルが低かったのかぶっちゃけ面白い。もはやツッコむことすらバカらしくなるぐらい振り切ってくれてるのでこういうものとしてはアリ。自分自身『GODZILLA ゴジラ』以来の劇場鑑賞だったんだけもやっぱこのシリーズは劇場でしか面白くないんだなと思ったので過去作も劇場で見てたら多少は評価上がってた気がする。まず問題だった人間が今作では完全に脇に回り、主役がしっかりモンスター側なので人間を嫌いにならずに済むし基本ずっとモンスターバトルなのでそこの満足はかなり大きい。でもまあ頭悪いのには違いないし繋がりもよく分からんことになってるけどそこは無視してテンション上げさせてくれる。だけど俺ラストの少女ジアの一言で目頭滲んじゃうぐらい涙脆くなってる。
これ見るとやっぱり『ゴジラ-1.0』のCGの凄さが改めて分かるしこのシリーズってやっぱり音響弱いよね多分。
