このレビューはネタバレを含みます
シネマサンシャインにて鑑賞。
地底世界で暮らすコングに新たな敵「スカーキング」の脅威が迫る。一方地上のゴジラも強敵との闘いを前に力を蓄えようとする。
モンスターヴァースの最新作。前作『ゴジラVSコング』同様、難しい事を考える必要は一切ない怪獣プロレス路線を今回も突き進んでおり、さながらジャンプ漫画のようなノリと勢いが楽しすぎる痛快作になっている。
「本当は東宝怪獣をたくさん出したいけどレンタル料が高くそうもいかない」と監督かプロデューサーがインタビューで話していたが、対応策として「何かそれっぽい怪獣を出す(クモンガみたいなのとかマンダみたいなのとか)」という力業を使うのがもはや微笑ましい。地下世界のイーウィス族の帝国の描写も往年の東宝特撮へのオマージュを感じられた。
クライマックスのバトルがしっかりタッグマッチになっているのもよし。お陰で仕事のストレスも完全に吹っ飛び、アドレナリン全開で劇場を後にすることができた(笑)
