見どころは後半30分のみ。それまでが本当にダラダラしてて辛いし、前半は猿の惑星観にきてるのかと思いました。。。
簡単な内容は、怪獣と人類が共生する世界。未確認生物特務機関「モナーク」が異常なシグナルを察知したことを発端に、ゴジラが君臨する地上世界とコングが生きる地底世界の2つのテリトリーが交錯し、ゴジラとコングが激突する。しかし、その先には人類にとってさらなる未知の脅威が待ち受けており、怪獣たちの歴史と起源、さらには人類の存在そのものの謎に迫る新たな冒険が繰り広げられる。。。というような内容でした。
予告編でゴジラとコングが並んで走ってるシーンなんか観たら観に行きたくなるし、迫力をしっかり感じたいので観ることに。
ストーリー全体としてダラダラしてたし、前半は特に猿の惑星かと思いました。話の規模とかもあまり変わらなくて、既視感を感じました。
あとは敵キャラの印象が弱すぎました。あまり魅力を感じなかったし、強さもさほど感じませんでした。モンスターにこんなに感情を持たせるべきなのか。あまり魅力を感じませんでした。
そして人間模様もあまり描かれていなくて、中途半端感が否めませんでした。モンスターが人間たちを困らせて、その人間を映すのがモンスター映画の醍醐味の1つでもあると思うので残念でした。
ただ唯一の救いは、ラスト30分。モンスター同士の争いがほぼプロレスでしたが、そこは見応えがありました。ゴジラがバックドロップした時はさすがに笑ってしまいました。これはもうネタやろって思いながら観てました。
今作は全編にわたってモヤっとしていて中途半端だったし、モンスター映画としてゴジラの良さが全消しされているような気がしました。
