ボギーパパ

ゴジラxコング 新たなる帝国のボギーパパのレビュー・感想・評価

3.0
劇場2024-36 熊P

わかっています。
わかっていますよ。

そりゃこのモンスターヴァースシリーズにおいてはゴジラだけどゴジラじゃないってことは。

GODZILLAなんだからね、、、
ゴジラじゃないんだから、、、わかってますってば!

ってわかって観ていても、脳はそのように指令は出してくれない、、、

まぁでも今回も前作同様コングとゴジラがタッグを組んで「新しい敵」と戦うんでしょ?
という事でここまで鑑賞前に記録。

以下鑑賞感想。ややネタバレも含みます












オープニングは最早お馴染みとなったコングのシャワーシーン!今回はややグロ(^^)

前回「コングに人間性を持たせすぎるでは?」と記したが、今回はなんと、、、食いしばったせいか、それとも日頃のケアが不足しているのか、、、治療?

一方ゴジラはゴジラで、ローマに出没!散々暴れた結果コロッセオを寝ぐらに(^^)あの丸まり方はうちの犬みたい(^^)

また、今作でやっとわかったのは地表の王=ゴジラ。地中帝国の王=コングということ。
この棲み分けはなるほど理解できる。

そして今作には
『トランスフォーマー』『猿の惑星』『ゴーストバスターズ フローズンサマー』味までもトッピングされており、もはや笑うしかないのだが、、、
その上にストーリーが、力を背景に圧政をしく悪の王に、敢然と立ち向かう正義のヒーローという、またもや古典的にも程がある展開で、、、ここはがっかりだなぁ。
こういう二人のヒーローがいるケースは、大概何かがあって仲違いするのだが、それをヒロインが仲をとり持つって構図もそのまんまというか、それをモスラに、、、
実はこの構図は往年の東宝いい者ゴジラシリーズでは定番であったと記憶しているが、ひねりも何もないのは、残念としか言いようがない。
そしてモスラが可愛くないのも、、、
リアルすぎ〜

ツッコミどころはそれだけではない。
相変わらず何をやっているのか全くわからないモナークという集団。ここの存在意義は一体なんなのだろう?具体性はないし、あんな危険な、というか何がいるのか全くわからない未知の世界に、たったあれだけの人数・装備で行かせるっつーのは、危機管理に関して、どういった所感を表明する気なのだろうか?
そんな中、本部らしきところにいた女性が、柴田理恵さんに酷似していたことに笑う。


と、まぁ怪獣プロレス全開で、こちとらそれを観に行ったのだから、まぁ良かったかな。でもねぇ、、、
これだけは声を大にして言いたい
「私はゴジラには走って欲しくない」!
もう一つ
「地球温暖化、海面上昇はゴジラのせいだった」と。

そういえば今思い出したけど、芹沢蓮と、あのキングギドラの頭ってどうなったんだよ?あれを早くなんとか使って新作を見せて欲しいものだ!(お分かりになる方いらしたらご教示いただけますと幸甚です)
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