ゴジラxコング 新たなる帝国のおらが春のネタバレレビュー・内容・結末

もうめちゃくちゃ楽しい、｢面白い｣というより｢楽しい｣映画だった。
Xで｢これはヤンキー映画｣と言ってる人がかなりたくさんいたけど納得してしまった。ずっとニヤニヤしながら観れたな。

予告編の印象と本編での印象が全然違う！！ってシーンが結構あって驚いた。
例えばスーコ。｢コングの子供...?｣って感じかと思ったらめちゃくちゃ"舎弟"だった。正直予告編での印象はイマイチだったけど、本編観たら180°変わった。お前がMVP。大好きスーコ。
シーモもかなり印象違かったな。めちゃくちゃスカーキングの被害者だった。最後は一矢報うことができて良かった。
そして一番違かったゴジラとコングの爆走シーン。あんなに熱いとは思わなんだ。画面から伝わる溢れんばかりの｢あいつボコボコにしたらぁ！！！｣という感情よ。前情報で半笑いで観てた自分も一緒に殴りたいぐらいめちゃくちゃ熱いシーンだった。

日本のゴジラはあくまで人が主役だけど、モンスターバース、というか本作は完全にタイタンが主役って感じに振り切ってて面白かったな。
タイタン達が表情で語る語る。何を言おうとしてるかめちゃくちゃ理解できるのが不思議な感じだった。モスラなんて行動で何となく色々理解できたし。これはもう独自の面白さだと思うので続けてって欲しい。
それにしてもコングがあまりにも人間臭すぎる。虫歯で苦しんでたり滝のシャワー浴びてたり、ここもまたニヤニヤシーンだった。

人間ドラマは薄味というか、サブに回った感じがしてた。それでも人間達のおかげでコングが復活できたわけだし、重要な役割は果たしているわけで。
ジア、地上に戻る判断を｢当たり前｣にしてくれたことが結構嬉しかったな...

主要なタイタン以外のタイタンもかっこよかったな。スキュラとかティアマトとか。あのセンスは海外ならではな印象があって、ここも楽しいポイントだった。

うわ、めちゃくちゃ楽しい映画だった。
モンスターバースにハマってしまいそう。