ストーリーは「北斗の拳」のようなベタなものだが、それを怪獣映画でやるのが新しい。怪獣達の表情が豊かでセリフや吹き出しがなくともドラマが伝わってくる。
人間パートも邪魔になっていないし、単なるオマケにもなっていない。
コングが自由にポータルを出入りして虫歯の治療を受けに人間の基地にやってくるシーンが良い。怪獣が存在する世界の「生活」もちゃんと描いているからこそド派手なアクションやプロレスも活きてくる。
スカーキング、登場シーンから散り様まで良い悪役だった。彼がどうやって王座を奪ったのか、エピソード0が見たい。