モンスターバースは早くも5作目。アダム・ウィンガード監督になった前作から毛色が変わり、昭和ゴジラシリーズの様な雰囲気をそのままハリウッドでやってのける感じが今作でも続いていて、ただただ楽しかった。
前作で地下空洞に戻ったコングは、未開の土地で同種のグレイトエイプに襲われる。子供のミニコングに案内させると、スカーキングという王と、氷河期を作り出したシーモという怪獣がいた。
地表ではイーウィス族の生き残りの少女ジアが地下空洞からテレパシーを感じていた。保護者のアイリーンと地下空洞に向かうと、未開の地に同族がいて、救援信号を発していたのだった。
そこから、地下のイーウィス族を襲うスカーキング・シーモと、対抗するコング・ゴジラの闘いになり、壮大なプロレスを展開していく。
昔のゴジラをハリウッド資本で誇張して再現しているかの様な作りで、お祭り感がめちゃくちゃ良い。怪獣やコングたちの台詞のない会話もかなり好きだった。ここまで行ききったら続きはどうなるんだろう。
