千里夜行

ゴジラxコング 新たなる帝国の千里夜行のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

かつてゴジラとモスラが封じ込めた最凶の敵が蘇って地球大ピンチ!
敵は強大!ゴジラだけでもコングだけでも歯が立たない!?
どうする?! 戦えゴジラ!負けるなコング!地球の命運は君たちにかかっている!
……って感じ。人間サイドの話は、もはや解説係以上に感じられなかったし。母娘の話は好き。

怪獣プロレスが堪能できたのは良かったのだけど、流石に物語の描かれ方が薄くない?地底世界とか壮大っぽいだけど、結局は地球と人類を破壊する怪獣と、巫女のお陰で人類に味方してくれるコング達との喧嘩でしかないんだよな。
前作のゴジラvsコング以上の物足りなさを感じた。

ところで、
コングや敵サルの人間臭さが自分的には鼻につくのだが、
敵サル達の関係性や振る舞いが古典的なやくざ組織(野性味ありすぎるから山賊でも可)が殴り込みかけてきてる感じに思えてきて、一周回って笑わせてくれた。その例えで言うと、コングは故郷なくした流浪の浪人で、ゴジラは腕利きの町(地球)を護る武士で、因縁あるけど町の危機に手を組むみたいな関係性ってところか。
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