狂い咲きYamhosロード

ゴジラxコング 新たなる帝国の狂い咲きYamhosロードのレビュー・感想・評価

4.5
キングコングとゴジラが暴れる映画。

面白かったです…というか、『オッペンハイマー』と同時にコレを書いてるんだが、マジで同じ「映画」なのか?と思う程、頭が悪くて最高だった。

予告の段階で、なんかガントレットをはめたキングコングとゴジラが一緒に走ってる場面が大写しになって。
見る度に「こんなバカな事があって良いのか⁉︎」と、毎度爆笑して。
劇場とかだと同時に『猿の惑星』の新作の予告なんかが流れたりして。
劇場に来れば画面に猿ばっか出て来る時期があった。

一応モンスターユニバースの何作目かなんだが、別に前作とか追わなくて良いと思います。
地球が何か大変そう!
どっかでコングが暴れてるっぽい!
ゴジラも時々街を破壊してる!
一緒に手を組んで超強いヤツを倒そう!
って映画。

『ゴジラ −1.0』でも度々云われた、
「怪獣映画に人間ドラマは要るのか」という点。
私はどっちでも良い。ただやるなら、画面に写るならちゃんとやった方が良い、と思う。
『−1.0』はそのドラマパートが死ぬ程仕様も無くてゲンナリしたんだが、今回の『コンゴジ』は人間ドラマパートを猿ドラマに割いてて。
猿同士がウホウホ言ってるのを割りと長い時間観てたりして。笑いの絶えない鑑賞でした。

ムカつく「〜でヤンス」系の、子供猿みたいなのが出て来て、コングに着いて来る。マジムカつく。
んで猿の地下強制労働施設みたいなトコで威張ってるボス猿が気に喰わねぇってんで、闘う。

マジでこんな話。
んでボス猿が強いからゴジラと協力してとっちめてやろうと。街とか破壊し乍ら。

なんか、話はよく分かんなかったす。
というのも、メチャ疲れてる状態で行って。人間パートになると所々ウトウトしちゃって。大きい音がしたらゴジラが暴れてたんで「おぉ、だよね」くらいの感じで観てた。
まぁなんか、陰謀論っぽい話とか出て来てた気がする。前作もそんなの出て来てたな。

人間ドラマが要るか否か、みたいな中に、猿ドラマをぶっ込んで来るとは。予想外でした。

大きい劇場で是非。