日本語字幕は、松崎広幸
パンフレットは1100円
日本公開日は2024年04月26日
米国公開日は2023年03月29日
客層:男性1人客5割
客入り:約1割
楽しい映画。予告で知ってた部分を改めて観ても、笑いが溢れた。
令和に爆誕した昭和の怪獣映画。様々な要素を鑑みても、昭和っぽい(ただし、平成要素もあるにはある)。まるで『怪獣総進撃』。「モンスター」とは違う「怪獣」は、もはや文化と言っても良いのではないだろうか。もう無茶苦茶なのは標準だとして、ゴジラとコングが仲良すぎる。SNSでヤンキーだと表現されてたけど、割と合ってる。
コングパート4割、ゴジラパート2.5割、人間パート3.5割といった配分。ちゃんと人類側の被害は甚大です。
コングパートでは、何話してるか解らんが、そこが笑えた。一方で、人間味溢れすぎ。
あんまり予告編やらプロモーション映像を見ずに行ったのが、自分的には良かった。
人間パートは、あの程度で十分か、もうちょいあっても良いか。ダン・スティーヴンスをブラッドリー・クーパーと見間違えてしまった。
正直、ポスターにもなっているシーンがSNS上でミーム化してた状況(ミーム化したことが観客動員数に良い影響を与えているといいのだけど)には、少し眉を顰めたが、それを踏まえても、楽しくて面白い怪獣映画だった。そして、コングにお疲れさまと言いたくなる映画。
『パシフィック・リム』が担おうとしてた怪獣映画の系譜を、ようやく引き継げる映画が誕生したと思う。次作も大怪獣バトル映画に期待したい。バトラに、ビオランテなどハリウッドの手にかかった新たな東宝怪獣を観てみたい。
前作を地上波テレビ放送して欲しかった。
04/29/Mon/2024/601 No.13