前作よりもだいぶ登場人物の数を絞り、怪獣(というよりほとんど猿)同士のやりとりにフォーカスしてるのが良かった。
その分、怪獣たちが人間味出しすぎちゃってるとも言えるけども、怪獣映画で人間同士のいざこざを見せられるよりはマシ。
謎の原住民が出てきたり、怪獣が「怖さ」や「カッコよさ」よりも「可愛さ」が前に出てくる感じが、良くも悪くも昭和の怪獣映画的だった。
ロバーツ監督は『キングコング:髑髏島の巨神』で『エヴァ』の引用をしてたけど、本作冒頭でコングがモンスターを引きちぎって頭から血をかぶる描写は弐号機VS量産型エヴァからきてるのかな?