ブタブタ

ゴジラxコング 新たなる帝国のブタブタのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

コレぞシン⭐️バカ映画👊
しかし『キングオブモンスターズ』で終わりかけたモンスターバースを『ゴジラVSコング』の特大ヒットで立て直したアダム・ウィンガード監督にはもう誰も文句言えない。

コレは怪獣によるヤンキーバトル漫画だと誰かが評してたけど、最近では東リべとかクローズとかあの辺のヤンキー漫画及びその映像化作品には全く興味無く全て未見なので何となくでしか共感出来ないのですが、寧ろ本作のリアリティラインや作品世界と共通してるのはジャンプ漫画、それもドラゴンボールや聖闘士星矢といったものより更に其れのカリカチュアでありバトルという物がよりシステマティックな、ルールに沿ってバトルが行われる作品『男塾』に近い気がする。
そう思うとコングは剣桃太郎でゴジラは伊達臣人か?
《人間》のキャラクター達はあくまでも怪獣達のバトルの為のお膳立て要員及び解説役でしかない。
コレは前作『ゴジラVSコング』でもまだ多いと思った部分。
『キングオブ~』でとてもノイズだった部分の排除に成功している。
(キングオブ~での家族の昔のビデオ見てメッソメッソしてる野郎なんて要らん)
家族がどうのとか人間の恋愛要素等そういう余計なものは皆無。
(強いて上げればバーニーとトラッパーにほんの少しBL的要素があったような)
そして伊集院光氏も言ってたけど完全に「百億円掛けた『東宝チャンピオン祭り』」怪獣が出てくると何処か(東宝版では怪獣島)からゴジラがやった来て倒す。
シートピア王国みたいな古代文明、ゴジラはモスラに説得(!)されてコングと共闘(小美人の「と言っています」も次回辺りでやりそう)力を合わせてスカーキングさんをフルボッコ。
もう完全に怪獣プロレス方向に振り切ったのが大成功だと思う。
次は怪獣総進撃だろうか?
今回オマケシーンがなかったけど、コングが付けた怪獣パワーアップシステムのアームプロテクター、実はアレ全身タイプがあってそれがジェットジャガーそっくりだったらなお言うことはなかった。
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