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ゴジラxコング 新たなる帝国のpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今回は特に心のオシッコ漏れなかったな。
2大スターに戦いの場を提供する命題に駆られて姑息で鞭使いのスカーキングと冷却光線持ち四足獣(操られてる)を用意したのはわかった。
全体的に人間臭かった。怪獣の威厳が動物園の虎やライオンなど管理可能な猛獣に見えた。
コングがドラマパートやれます、やらせてください!という血走りを感じる。あそこは三池崇史が担当したみたいなヤンキー映画の質感あった。セリフは言ってないけど会話が聞こえる。
コングが歯の治療を頼んでることがのちのパワーアップの伏線というかいきなり感を緩和してる。

ゴジラの地球セコムっぷりはおもしろかった。あのカニとタコみたいなやつを仕留めるのもう毎回やってますんで、みたいなこなれを感じて頼もしい。

ラスト近辺で雲に向かって吐いた熱戦がなんやかんやあってデストロイア登場になったりしませんか?ならないですか。

今回の吹替マジでチョイ役に豪華声優を当てており、それとは別にもぐらの使いどころが絶妙。本筋に大きくは絡まない役どころ、体格から察せられる声質、舞台挨拶にも呼べるバリュー、すごく考えたんだろうと言うのが感じられた。
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