何と言うか、飛び抜けた良さがないというか...
豪勢なvfx映画ではあったが、ここぞといった盛り上がりに欠けてしまう感じ。
前評判の怪獣ヤクザ映画という触れ込みからすると、若干肩透かし感がありつつ、もっと振り切ってくれてもよかった。
特別酷いわけでもないが、良くも悪くも完全に人間置き去りなストーリー展開で、緊張感も没入感もなく。
人間サイドの被害描写が皆無で、ただただ怪獣映像を眺める感じ。
コングのロードムービー的ドラマも正直どうでもいい感が...
怪獣サイドのバトルは、接戦を演じるわけでもなく。こちらも緊張感がない。
映像としても、スケール感や重量感がなくなり、目新しさや刺さる映像がない感じ。
どうせなら最後はバンバンお気楽な音楽でもかけて欲しかった。全体的に選曲があまりハマってない感じ。