ベトナムのオムニバスホラー。
プロローグ：新婚夫婦の新居に友人が集まって怪談パーティーが始まる
1話：美人女優が代々住む屋敷で、夜な夜な…
2話：手品師志望青年の父親が自宅で怪しい儀式を…
3話：少女の遺体を探す霊媒師が見た真実とは…
エピローグ：友人の1人が実は…
悪くはなかったけど、おどかし方がワンパターンで、
特に首なし死体ばっかり出てくるのが意味不明だった。
～ネタバレ～
1話は、他人の顔を剥いで自分のものにできる魔物の話。成り代わり系。ちょっと民話みたいで面白かった。
2話は、手品師志望の青年と、息子が手品師になるのを反対してる老父が出てくるが、実は、青年＝老父。若い頃悪魔と契約して手品師になったことを後悔してる老人の話で、ストーリーは微妙だったけど、寂れたアパートの雰囲気は好きだった。
3話は、依頼されて少女の遺体を探す霊媒師が主人公で、実は、霊媒師＝少女。2話と種明かしが似てるのは気になったけど、人は死ぬとき魂が3つに分かれる、その1つを欺して自分の居場所に案内させる…だったかな。その説明は独特な感じがして面白かった。
オムニバスホラーの語り手は、新居に引っ越したばかりの若い夫婦とその友人たちで、友人の1人が実は幽霊だったというお約束すぎるオチがついていた。
語り手は、正直、なくてもよかったかな…。
