常日頃から感じてたことだが
映画そのものの出来としては洋画や韓国映画に後塵を拝するかたちになるんだろう、邦画は…
だがうまく波長が合ったとき、やはりいちばん深く突き刺さるのは邦画なんだ
(だから私の生涯映画ベスト3はぜんぶ邦画だ)
去年はそれにあたるのが「ちょっと思い出しただけ」で今年は間違いなくこの映画
百合と聞いていったんだけど
そこまで百合シーンもなく(ゆうてだれがみても百合)
しかしなんだか色使いとか撮り方とか音楽とかとにかくアートに全振りな映画
「ウォン・カーワイとかに心酔してるサブカルクソ男が第一作で取る映画」ぽいなー
とおもったらほんとに恋する惑星が好きな美術系出身監督の第一作だった
いうなればそう
90年台後半にリトルモアがやってたような映画！
リトルモアほどイミフじゃなかったけどさ
だってエンディングにオザケンかかるんだぜ？？
「あーあー」てなるやろ？なったわ！
いや、好きです
若い頃に戻ったような気分になったわオバチャン
新宿ピカデリーで「プープーの物語」を見た時にタイム・スリップした！
私もかつてのサブカルクソ女だからな
間違いなく「僕の2023映画ベスト5」に入る依怙贔屓したい映画
