アイスクリームフィーバーのMasaHaginoのネタバレレビュー・内容・結末

とても好みだった……。おしゃれでポップだけど、アンビエントな感じ。みんなどこかに行ってしまいそう。
ナイトオンザプラネット、コーヒー&シガレッツが浮かんだ。
生き急がずに、自分を信じて、好きを伸ばす人生にしていきたい。僕の人生のアイスクリームはなんなんやろか。
何も正解なんてないし、人と比べる必要もない気はする。
時々静止画が挟まるのが「どの瞬間を切り取っても全て過去の話」になっていくのを感じた。

川上未映子の原作を読んでみたら、わずか10ページほどの超短編だったし、内容はかなりアレンジされていた。むしろ映画の内容が情報量、登場人物ともに多くて、監督の意向が詰まってるんかな。

配役がバッチリはまってたな。吉岡里帆の純朴さ、モトーラさんの儚さ、ジャルジャル後藤の声とキャラ、マカえんはっとりさんも出てきたな。番台が無駄づくりの藤原麻里菜さんだし、お客さんは確実に小杉湯の3代目店主だったの最高。後ろ姿しか見えてないけど分かる。