りょうこ

劇場版 君と世界が終わる日に FINALのりょうこのレビュー・感想・評価

4.8
season1から追いかけて、ずっと見続けてきたシリーズのFINAL。
あれだけ苦難につぐ苦難の中、響はどういったFINALを迎えるのか。
期待と不安とで初日の朝イチで観に行きました。

結論。
とてもよかった。震えました。
終わってしばらく席をたてませんでした。

前半のストーリーはいつもの”きみセカ”で、
終末世界の中、新たな出会いや共闘、裏切りなど。
ギアが一段階上がったのは、天城兄の登場。
さすがの演技で空気感変えたし、
響との対峙シーンはこの映画の中でも見どころ。
演じたお二人の共演と考えても豪華だし、
この世代のトップランナー同士、凄みがあった。

ラストに向けては響の想いと覚悟がここまでとは…
予想を超えるラスト。
よかったね、とか、悲しい、とか
簡単には言えないけど、
本当にお疲れ様でした。
これで全てから解放されるね。
とだけは言えるかも。

キャストも良かった。
この壮大な作品をリアルに説得力をもって演じ切った竹内涼真くん。この役はもう彼しか考えられないほど。
熱量とほんといろんなものを削りながら演じてるのが伝わってくるから、響に感情移入してしまう。響を竹内くんが演じてくれて本当によかった。
今回共に行動する高橋文哉くんも熱い演技でよかったし、あと舞台で活躍する役者さんも多かったから、世界観とマッチしていたかも。
とくに謎の女性の吉柳咲良ちゃんがとても素敵でした。

こういったザ・エンタメ作品が評価されるようになってほしい…。
りょうこ

りょうこ