このレビューはネタバレを含みます
一番作家性が高かった。野村萬斎×窪田正孝の作品として考えると満点だが、前提知識の必要さと芸術性が高すぎる。混ぜ方は上手い。和楽器で奏でられる交響曲も素晴らしい。
窪田正孝の存在感は圧巻。表情の柔らかさエグいです。二役の別人感。さすがです。
舞台のような独白シーンも良い。もう少し仕事中など共感性のある虐げられシーンが欲しかった…と思っていたらそういう出し方！？
スーツの男が窪田正孝だったのにこの気持ちの盛り上がりはなんだ。とにかく窪田正孝に沼るだけの映画。窪田正孝版『VIVANT』作ってくれ。いや、というか色んな俳優で本作を作ってくれ。鬼の演技力を浴びたい。
勝村政信と梶原善が最高。野村萬斎のイーヤッハッハァーがちいかわのうさぎみたいだった。声だけかと思ったら姿も出るのね。
映像：=====B
脚本：===D
編集：=====B
俳優：=======S
人物：======A
音楽：=====B
音響：=====B
【MVP】男
