ヨーロッパ・フランス🇫🇷の映画はとっつきにくい、難しいというイメージを持っていたので映画を見る前は全く期待していませんでした。
しかし場内は終始大爆笑そして最後は感動で、私も大きく予想を裏切られました。この映画は傑作です。
移民の少年たちと料理に奮闘する中で主人公のシェフが人間的に成長していく様子をフランスの名女優オドレー・ラミーさんが見事に演じていて、また演技未経験の移民の少年たちの演技も自然で素晴らしかったです。
劇中の音楽もポップで効果的で、ストーリーの展開もシンプルで無駄がなく、字幕もフランスの食文化がよく伝わってきてとても分かりやすかったです。
料理の美しい盛り付けや食材を通してフランスの豊かな食文化を体験できるとともに、移民問題というセンシティブな問題を扱いながらも、日本よりも数十年先は進んでいるであろうフランス🇫🇷という移民先進国の懐の深さに気づかせてくれる素敵な映画でした。
また料理を知らなくてもサッカー⚽️好きな人にもアピールする映画で個人的にも大いに楽しめました。
もっと日本でたくさんの人に見てもらえますように。
