元一流レストランのスーシェフだったカティは、移民の少年達が暮らす自立支援施設のシェフに転職する。しかし調理場は不衛生、食事の用意は一人では手が回らない状況に嫌気が差す。そこで、乗り気ではないが、少年らを調理アシスタントに加えることに...
移民の少年達は18歳までに職につくか学校に入学しないと、母国に強制送還される。そんな辛い現実をリアルに描写している。
少年達は一流シェフから学び、カティもまた少年達の現実を目の当たりにして意識を変えていく。
ハートフルな場面もある一方で、救われない子供もいる移民問題の現実も描いており、考えさせられる作品でした。