blacknessfall

ヒドゥン2のblacknessfallのレビュー・感想・評価

ヒドゥン2(1993年製作の映画)
1.3
どーゆー事情で製作されたか知らないけど、名作の続編だからとりあえず1本作ってしまえばマニアは見るだろうって安易な姿勢しか感じないダメな続編の典型だった、、

1作目のクライマックス20分、ほぼまんまに使い倒す冒頭でそんな予感はビンビンに伝わっていやな予感はしてたけど、やっぱりかぁ、って感じ😂

安易な姿勢なら安易らしく前作をまんま踏襲すればいいものをこの手のダメ続編て必ず余計な設定を加えて前作の良さをぶち壊すんだけど、これも見事にそれをやってる。

1作目の宇宙人が死ぬ直前、地球で産卵する。その卵が孵化する前に破壊するってのがメインストーリー。
まず、ここで??ってなる。だって前作のやつはメタル聴きながらスポーツカー乗り回して金を取ったりするぐらいしか目的らしい目的なんかないやつだったのに笑 種を増やすとか殊勝なこと考えて動いてるようには見えなかったよね笑

そして、その宇宙人の卵や孵化した幼体の姿形が完全にエイリアンなんだよ笑
おまけに人間を乗っ取る時に顔面に張り付くエイリアンの有名なシーンを完全再現してる。そんなのヒドゥンでやられても困惑するぜ😂

今回、宇宙人と対決するのは前作の刑事の娘(1作目から15年後の設定なんで微妙な仕上がりのセクシー美女に成長してる)と宇宙人から乗っ取るやつを退治にやってきた前作のいい方の宇宙人の仲間。
この設定自体は悪くはないんだけど、いかんせん演出が下手なのと娘も宇宙人も華がないので、映画の印象のダメさと安さに拍車をかけてるように感じた、、
エイリアン退治の過程でこの二人が種を越えた恋仲になるんだけど、これが単に尺を稼ぎにきたとした思えないもっさりしたテンポと切れのない単調なカメラワークで画かれてダルくなることこの上なかった笑

そう、これ異様に低予算なんだよ。だから卵から孵化して人間を乗っ取る宇宙人が1人だけで、前作みたいに次々何人じゃなく2人だけなんだよ、しかもおっさんからおっさんという、、笑

それでも前作の最大の魅力、人から人へ乗り移るエイリアンをひたすら追いかけるスリリング展開があればよかったんだけど、このカップルはこの孵化した宇宙人を追わないんだよ!
仲間宇宙人の解説によると、最初の人間を乗っ取り覚醒するまで12時間ぐらいかかるし、残ってる卵達のとこに戻ってくる。だから、そこで待ってればいい😏みたいなこと言うんだよ、卵のとこに戻るまでに人が襲われる可能性をガン無視してんだよ😵そして本当にその過程で被害者続出だし、本気で被害防ぐ気あんのかよって気持ちになったね笑

で、待ってる間一晩中カップルでイチャイチャしてんだよ、何だよ、これ(;゚Д゚)

そして、たっぷりイチャイチャした後で宇宙人と対決するんだけど、仲間宇宙人が刑事娘に「ここから危険だから君は家で待ってろ」って言うんだよ。
ここは本当におかしくて、何故かと言うと最初に「君の協力が必要だから一緒に来てくれ」って仲間宇宙人が刑事娘のとこに来て懇願することでこの話は始まってるんだよ、それにここまでの過程で一緒に危険なめにあってるし、流れが不自然すぎるよ😂

観た人で褒めてるの見たことなかったけど、それも納得のひどさだった。
blacknessfall

blacknessfall